今日、こんな記事が話題になっていました。
「愛国者として、日本人の英語力をこのままにしておくことに耐えられない」茂木健一郎氏が“脱TOEIC”、“脱ペーパーテスト”を呼びかけ
以前、茂木健一郎氏のYouTube動画は、いくつも拝聴していますが、
今回の動画では・・・・・・・・
TOEICは不要だとおっしゃっています。
確かに
「TOEICの点数が高い=英語が不自由なく話せる」
という構図は、すべての人に当てはまるわけではありませんね。
英検も同じです。
「点を取る方法」っていうのがあって
それによって高得点が取れる場合もゼロではないので、
「英語を話すための語学力」につながらない可能性が高くなります。
茂木氏は「TOEICの問題は、地獄のようにつまらない。くだらなすぎて、最低最悪。」っておっしゃっておられます。
なかなか過激なご意見 ><
正直、私も、面白い内容であるとは思っていません。
実際に英語を話すシチュエーションで、この問題が解けたところで
役に立つかな?応用がきくかな?と、疑問に思うことは多いです。
ですが、点数でレベル評価がなされる今のスタイルを、
よいと思うかどうかは、受験する人次第でよいのではないかな?
そもそもTOIEICや英検を受験する理由や目的は、
たった一つじゃないし。
英語を学習するといっても、目指しているところは人それぞれ違う・・・
就職したい会社がTOEIC受験必須としているなら
どんなにくだらないと思っていても受験せざるを得ません。
他にも受験する理由はた~~~くさんあり、人によって全部異なります。
あまりに「人によって異なる部分」(変数というべきか)が多いのに、
ここまで否定しなくても、・・・というか否定する必要もないです・・・
パックンが言っていたように、「一つの通過点」でよいと思います。
自分がどこまで理解できたか、確かめるための指標でもよいし、
自分のモチベーションを維持するツールとしてでもよいと思います。
上手に自分なりに折り合いをつければいいことです。
私は、英語を使って「どうありたいか」に
フォーカスするほうがずっと価値的だと思うのであります。
皆さんはどう思いますか?